ランニングと片足立ち

こんにちはニンニンです。

片足立ちにおける股関節を外転させる筋肉(中殿筋など)の重要性を語った記事をランナーズ7月号に掲載して頂きました。

片足だちについてのインタビューの内容です(カットされた内容も含んでます)

片足だちでは股関節を外転させる筋肉が使えるようになります。

片脚になるときはこれらの筋肉に体重の4倍の重量がかかる。片足だから2倍ではない。スピードによるが走っているときはそれ以上にかかります。

外転筋とは?これらの重さを支える筋肉群で主に小殿筋・中殿筋です。

大殿筋やハムストリングスが前方への推進力を生み出す筋肉(モビライザー)としたら、その推進力を生み出す土台となる支える筋肉群(スタビライザー)の役割です。

これらが弱いといわゆる横ブレが起こり、膝や足関節と足の障害につながります。

中殿筋・小殿筋がうまく使えないと、もう一つの外転筋である大腿筋膜張筋に大きなストレスがかかります。

大腿筋膜張筋から連続する腸脛靭帯の痛み腸脛靭帯炎が悪くなる可能性があります。外側上顆の痛み(大腿外側遠位のでっぱり)がでたら注意です。

また中殿筋の付着部炎がでる可能性もある。大転子(大腿外側近位のでっぱり)の痛みがでたらやはり注意です。

中殿筋のストレッチ・マッサージや腸脛靭帯のストレッチやマッサージなどのケアを同時にやる必要があります

特に足首・足マニアの観点からすると、

股関節外転筋は足関節の外側靭帯損傷(内がえし捻挫)を予防する時にトレーニングする筋肉でありそれを示す論文もあります。

また片足立ちで固有感覚が鍛えられるます。

やはり足関節の外側靭帯損傷(内がえし捻挫)を予防する時に固有感覚を片足立ちで刺激します。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。